不思議なお風呂
古い賃貸物件に住んでいると、
ちょっと不思議な間取りや、
かわった「お風呂」などがあったりします。
わたしが昔住んでいた家は、
東京都内の築年数が35年くらいの、
アパートだったのですが、
お風呂場が変わっていました。
お風呂場は、ユニットバスではないのですが、
「トイレ」と「お風呂」が一緒のタイプでした。
床は、3センチ四方のくらいの、薄いピンク色をした
タイルが一面に貼られていました。
壁は、下から80〜90センチくらいの所まで、
淡いブルーのタイルが貼られていました。
その上は、白いモルタルの壁でした。
お風呂は、玄関を入るとすぐ横に扉があり、
その扉を開けると15〜20センチくらい、
ガクンと床が低くなっています。
そのまま、そこが「洗い場」です。
洗い場の先には、「洗面台」が置いてあって、
毎日の歯磨きや洗顔は、そこでしていました。
右側には、トイレです。
こちらは、床が10センチくらい高くなっていて、
床の部分には、まだら模様の楕円形のタイルが敷き詰められています。
トイレの向かい側に、「浴槽」があります。
こちらは、深いタイプで、
「体育座り」しないと、入れないような
中途半端な大きさでした(苦笑)。
この浴槽は「バランス釜」とよばれるタイプでした。
追い炊き機能があるのですが、
浴槽の横にある「ガス加熱器」で、
そのまま浴槽のお湯を、加熱する仕組みです。
ガス加熱器にはハンドルが付いていて、
カチカチカチ…と、数回まわすと、
「種火」に火がつきます。
それからやっと、「加熱」出来ます。
この種火が、冬場にはなかなか付かなくて、
タイル貼りの冷たい床の上で、凍えそうになりながら
「カチカチカチ」とハンドルを回していました(苦笑)。
この音がとても大きいので、
隣の住人が、いつお風呂に入っているか
把握出来てしまいます(苦笑)。
この「ガス加熱器」が外にあれば、
のんびり足を伸ばして入れるサイズの浴槽を入れられたと思うのですが、
当時はきっと、これが一般的だったんでしょうね。